ことしは「地域」がキーワードです。
一昨年秋には厚労省のプロジェクトチームが通称「新福祉ビジョン」をまとめ、福祉や制度ではなく「地域」から発想しよう、などと呼びかけました。昨年は厚生労働白書や「ニッポン一億総活躍プラン」が「地域共生社会」を提唱しました。
ことしは、その先頭に立つ地域包括ケア体制の構築が本格化します。
なぜ「地域」なのか。どんなにライフスタイルが変わっても、いくら国際化しようとも、地域こそ暮らしと人生の拠り所だからです。この旗を掲げて出発した私たちのNPO活動はますます大事になると存じます。