『認知症や意思疎通が困難な人の新型コロナワクチン接種のための意思決定の手引き』 |
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日本臨床倫理学会のワーキンググループが作成した手引きです。 |
趣旨
2021年4月、COVID-19パンデミックに対処する有用な方法としてコロナウイルスワクチンの接種が、高齢者施設において開始された。
国は「医療行為には本人の同意が前提」との見解を示しているだけで、本人から有効な同意が取得できない入所者への対応は施設に任されているのが現状である。
そこで、日本臨床倫理学会は、この倫理的問題の重要性に鑑み、会員から寄せられたパブリックコメントを基に、ワーキンググループでディスカッションを重ね、「認知症や意思疎通が困難な人の新型コロナワクチン接種のための意思決定の手引き」を出すことにした。 日本臨床倫理学会 |
宮武 剛
NPO法人 福祉フォーラム・ジャパン 副会長
財団法人 日本リハビリテーション振興会 顧問
(社会医学技術学院/PT、OT養成専門学校)
月刊「健康保険」(健康保険組合連合発行)のコラム「宮武剛の社会保障言論」から転載